Mineralogical museums of Spain

スペインの都,マドリードの鉱物博物館

スペインの首都マドリードは博物館好き鉱物ファンにとっての楽園です。何と言っても、3つもの鉱物博物館が集まっているところなんてヨーロッパでもここだけですよ!

この3つの博物館はそれぞれに立派な標本を所蔵しており、どれも行く価値があります。そこで今日は、それぞれの特色についてお話しようと思います。

Museo Nacional de Ciencias Naturales(国立自然科学博物館)

 博物館入り口に立つJuan, 2005年. ちょうど私がマドリードの大学で地質学の道に進もうとしていた頃です.時が経つのは早いですね!
博物館入り口に立つJuan, 2005年. ちょうど私がマドリードの大学で地質学の道に進もうとしていた頃です.時が経つのは早いですね!

ここは3つの中ではオススメ度はいちばん低いですが、それでも行く価値は充分にあります。この博物館にはスペインの古い産地の標本が色々展示されていますが、全体的に標本の質が低く、高品質の標本を多く見てきた人たちには感動が薄いかもしれません。ですがもしお子さんと一緒に周るのならすごく勉強になると思いますよ!

国立自然科学博物館,マドリード
国立自然科学博物館,マドリード

鉱物展示の多くは手入れが行き届いておらず、埃を被った展示や手抜きのラベルなども散見されます。

残念な展示の一つ、ラベルの無い蛍石標本です。標本の放置具合もお分かりいただけますか?
残念な展示の一つ、ラベルの無い蛍石標本です。標本の放置具合もお分かりいただけますか?

とはいえ、いくつかの標本には例外的に見事なものもあります。例えば、ElHorcajo鉱山の巨大な緑鉛鉱などは私が今までに見た中で最も大きいです! また、Conil鉱山の巨大な硫黄標本も展示してあります。これらはどちらもスペインの古典的な産地です!

巨大な緑鉛鉱,El Horcajo, Ciudad Real.
巨大な緑鉛鉱,El Horcajo, Ciudad Real.
こちらも巨大な硫黄標本,Conil, Cadiz
こちらも巨大な硫黄標本,Conil, Cadiz

ここでは鉱物そのものの情報に加え、その使い道などが子供にも分かるレベルで紹介されています。その点から言っても、この博物館は3つの中で最もお子さんには魅力的かと思います!  ですが勘違いしないで下さいね、鉱物好きの皆さんが満足できるような立派な標本もちゃんと展示されてますよ!

ヘマタイト(赤鉄鉱), Elba island, Italy
ヘマタイト(赤鉄鉱), Elba island, Italy
方鉛鉱の緑鉛鉱仮,フランス
方鉛鉱の緑鉛鉱仮,フランス

私の意見としては、もし時間に余裕が無いのならこの博物館は寄らなくても良いと思います。残りの二つの博物館の方が必見です! なんと言っても、古くからある素晴らしい博物館ですからね! さあ、それでは次にまいりましょう!

Museo Geominero del Instituto Geológico y Minero de España(ヘオミネロ地質・鉱物博物館)
この博物館は“Museo del IGME”という名称でよく知られています。ここでの”IGME”とは”Instituto Geologico y Minero de España”の略で、地質鉱業学会という意味です。

IGME museum, Madrid, Spain
博物館の入り口. マドリードの23 Rios Rosasにあります.

この博物館は1921年〜1940年に建造され、まず建物自体が一見の価値があります。それぞれのホールの荘厳さはあなたを、スペインの鉱業がヨーロッパの発展を支え、栄華を極めていた時代へと誘うでしょう。

IGME museum
IGME博物館の内装
IGME museum fossils
メインホールへの入口
IGME main hall
メインホールの様子
Celing main hall IGME museum
メインホールの天井

ここでは非常にしっかりと分類された国ごとの鉱物展示を行っており、その中でもマドリードなどいくつかの地域のものは特に充実しています。これらの収蔵品は、私が以前訪れた時には他の多くの素晴らしい標本達に埋もれて特段目立った印象を受けませんでしたが、実際にはそのコレクションの量と産地の豊富さにも目を見張るものがあります。

ですが言ってしまうと、ここの収蔵品にはスペインの珍しい産地の貴重な標本が多くありますが、他の有名産地と比べて見栄えのするものは少ししかありません。下にいくつか、良い標本の写真を載せます!

Freieslebenite
見事なフライエスレーベン鉱(Freieslebenite)標本, Hiendelaencina, Guadalajara, Spain.
Octahedral pyrite

非常に立派な黄鉄鉱の八面体巨晶, Lillo, Leon
 おもしろい形の車骨鉱(Bournonite),Chillon, Ciudad Real

おもしろい形の車骨鉱(Bournonite),Chillon, Ciudad Real

他のスペインの有名産地の標本は,もっと高品質のものが用意できただろうにと思います。

Fluorite IGME museum
アストゥリアス地方(Asturias)の低品質の蛍石標本

ここの博物館はほんとにオススメです! ゆっくり時間を取れば、国内外の魅力的な標本を思う存分楽しめることでしょう。 さらに会場内が静かで趣ある空気に満ちていれば、博物館を堪能できること間違いなしです! また運が良ければ、学芸員の収集品を展示している興味深い特別展にも出会えるかもしれません!

もう一つのオススメポイントは次に紹介する博物館に近いことです…さあ、それでは次の博物館に行きましょう!

Museo Histórico-Minero Don Felipe de Borbón y Grecia(ドンフェリペ・デ・ブルボン歴史鉱業博物館)
この博物館は長い歴史のある、親しみやすさと整然さを兼ね備えた博物館です。さらに、ここは今まで紹介してきた博物館の中で私の1番のお気に入りの博物館でもあります。なんとこの博物館は、19世紀に実際に使われていたマドリード鉱業学校の素晴らしい建物をそのまま再利用しているんですよ!

Don Felipe de Borbón y Grecia museum
建物の外観. Rios Rosas通り21番地.

この博物館を訪れた際に肝に銘じておかねばならないのは、ここはいつでも開いてる訳ではないということです。予約を入れればいつでも開けてくれますし、毎月第一日曜日(8月を除く)には開館していますが、事前に電話で確認をとるのが良いでしょう。

館内に展示されている鉱物標本や古い文献の多くは非常に貴重で重要なものばかりです。鉱物標本を見る際には、古くから親しまれ続けているスペインの古典産地、例えばAlmaden, El Horcajo, Hiendelaencinaなど、を念頭において見て行くとより楽しいと思いますよ!

Pyromorphite El Horcajo
飾り戸棚にある巨大な緑鉛鉱標本(Piromorphite), El Horcajo, Ciudad Real.

鉱物標本もすごく貴重で重要なものが多いです。展示を見ているとほとんど知らないような産地の良質の標本が数多くあることに驚くことと思います。その数例を下に載せますね。

綺麗な若草色の緑鉛鉱,珍しい産地のCampillo de Salvatierra, Salamancaから
綺麗な若草色の緑鉛鉱,珍しい産地のCampillo de Salvatierra, Salamancaから
Native copper Spain
見事な自然銅標本, Herreria, Huelva, Spain.

標本はきちんと整理して展示されており、古い木製の棚に程よい照明が当たっています。私が覚えている限り、棚には2種類あり、壁に付随する形の棚とそれ自体で独立している棚があったと思います。そしてそのどれもがこの上なく見事に作られています。博物館の長い歴史を感じさせてくれるこの素晴らしい棚を、できることならこの先もずっと使い続けて欲しいものです。もちろん、新しい棚に変わったなら照明器具などは合わせて新調すべきだと思いますが、そうすることによって失われる何かがあると思います。もちろん、博物館が守り続けている素晴らしい収蔵品の数々に感動することは間違いないでしょうが!

Mineral cabinet Museo escuela de minas madrid
壁際の棚の一つです.アストゥリアスの蛍石標本がいくつか見えますね.

ですがこの博物館もIGME博物館と同じで、世界でも有数の標本をいくつも展示しているという訳ではありません。この博物館は元々、遠い昔に教育目的で設立されたことを忘れないで下さいね。魅力的な博物館とはなにも、不特定多数の人々にもっとも美しく素晴らしい標本を見せる博物館ではありません。この博物館はどちらかと言うと、スペインの無名な産地からの貴重な標本の価値をちゃんと理解できる人向けかもしれませんね。

mineral cabinet madrid
棚に彫られたマドリード鉱業学校の紋章.

さて、ではこの短い鉱業博物館見学ツアーの締めに、この博物館で私が一番気に入っている標本を紹介しましょう。これはものすごく珍しい巨大な閃亜鉛鉱の標本です(from the Picos de Europa Mountains, Spain)。このラベルに記載されている”Aliva”とは宝石質の閃亜鉛鉱を産出することで有名なPicos de Europa の中心部の地域の名前です。この標本は結晶形が非常にはっきりとしており、透光性はほぼありません。このことから考えられるのは、この標本は恐らく有名な Aliva 地区のLas Manforas鉱山から産出したのでは無く、Picos de Europaの古い珍しい鉱山から産出したのではないかということです。

Sphalerite Spain
すごく珍しいキャビネットサイズの閃亜鉛鉱標本, Picos de Europa mountains, Spain.

それでは記事全体の締めとしてもうひとつ。素晴らしい標本をみなさんにお見せしてお別れです。皆さんがこの標本のことを気に入ってくれて、そしてまた私たちのブログをこれからも愛読してくれることを祈ってます。きっとまた鉱物博物館についての記事を書きますよ!

freislebenite
素晴らしいフライエスレーベン鉱標本, San Carlos Mine, Hiendelaencina, Guadalajara, Spain

Juan Fernandez Buelga & Tignita

IMG_3546

複雑な形をなす蛍石 

今回の記事では蛍石のモディフィケーション(訳者注:変形のようなもの)について紹介していきます

なお、今回の記事については面白いモディフィケーションの物を手に入れたり、わからないモディフィケーションに遭遇したらその都度そちらの写真も投稿する予定です!

基本的にはスペイン・アストゥリアス州の蛍石とモディフィケーションに関して投稿していきます。というのも、アストゥリアス州の蛍石には様々な面白いモディフィケーションがあることが多いからです。

ご存知の通り、幾千もある鉱物の中でも蛍石はもっとも愛されている鉱物の一つと言えます。この場では敢えて蛍石こそが最も愛好家の多い鉱物と言い切ってしまいましょう!なんといっても豊富なカラーバリエーション、共生鉱物、結晶形、モディフィケーションと色々な要素が詰まっていますからね!

最初の標本は最近友人に譲ったこのサムネイル標本からいきましょう。

それから、もしモディフィケーションが間違っていたり議論したいときメールで知らせていただくか、コメントを残していただけるとありがたいです。もしかしなくても、怪しいものもあるでしょうから。

蛍石 Emilio鉱山、Asturias州、スペイン 
蛍石 Emilio鉱山、Asturias州、スペイン トラペゾヘドロンのモディフィケーション{113}がよく表れています。
蛍石 Emilio鉱山、Asturias州、スペイン 
別視点から
蛍石 Emilio鉱山
銀色の内包物(訳者注:産地から考えるに恐らくビチューメン、瀝青でしょうか。)

 

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今日新たにLa Viesca鉱山,Asturias州,スペインの変わった蛍石を追加しました。

数年前にそれぞれ別のポケット からこのモディフィケーションがある蛍石を発見してとても驚いたのです。というのも初めて見るタイプのものでしたから!剥離跡に似てはいますが、それとは明らかに違う感じなのです。

それでは写真を見ていきましょう。

蛍石 La Viesca 鉱山
この写真が一番わかりやすいでしょう。一見普通の六面体にみえますが、十二面体によるモディフィケーションとそして面白い線が複数あるのが見えますね!
(訳者注:この線は元々共生していた方解石がとれてしまった跡かもしれないという指摘がありました。ですがどちらにせよ大変面白いものだと思います!!)
蛍石 La Viesca 鉱山
別方向から。よく見ると十二面体によるモディフィケーションが確認できます。
蛍石 La Viesca 鉱山
全体像 標本サイズ約  3cm

 

Mos & Juan Fernandez Buelga

 

 

rare fluorite modification

Modified fluorite crystals

In this post I am going to write about modified fluorite crystals. It is not going to be an static post, so each time I come across a nice modification, or I wonder about which type of modification has one of my specimens,… I will let you know through this post. Basically, I will post modified fluorite crystals from Asturias, but that is a lot because some of the fluorite localities in Asturias produce many lovely and different modifications.

As you probably already know, among thousands of different mineral species, fluorite is one of the most loved ones. I would dare to say it is the mineral that most collectors like! It can present lots of different colours, awesome and different mineral associations, crystallizations, corner modifications and so on!

Let’s start with one thumbnail fluorite specimens I sent recently to a good friend.

Please if you think any of the modifications presented here are incorrectly named, or just because you want to discuss about them, please feel free to let me know through email or just write a comment! Pretty sure there will be doubts in some crystals!

Modified fluorite crystal
Fluorite crystal from Emilio Mine, Asturias, Spain. It shows a trapezohedron modification {113}, specially well developed in one of its faces.
Modifications in fluorite
Another view of the same modified crystal
Inclusions in modified fluorite crystal
Silvery coloured inclusions inside the modified crystal

 

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Today I just shot again a really weird modification on one fluorite specimen from La Viesca Mine, Asturias, Spain.

I found some of these modifications a few years ago in different pockets and it was a total surprise to me. I had never seen anything like this.

It reminds to the pattern when you separate two crystals but this is clearly not that case.

Let’s see some photos.

rare dodecahedral modification
With this photo you can appreciate well the modification. Looks like a normal cube, but in one of its corners it presents a dodecahedral modification plus many fine lines on each side.
rare modified fluorite
Other side of the same crystal showing very minor dodecahedron modifications.
Modified fluorite
Overall view of the specimen. It is around 3 cm.

 

Juan Fernandez Buelga

 

 

Mineralogical museums of Spain

Mineralogical museums in the capital of Spain, Madrid.

Madrid, the capital of Spain, is a real paradise for mineralogical museum enthusiasts. There are not many capitals in Europe where you can visit three outstanding mineralogical museums, but in Madrid you can!

Each one has high quality minerals and the three deserve a visit for sure. But they are quite different, so I am going to start writing about each one.

Museo Nacional de Ciencias Naturales

 Juan at the museum entrance back in 2005!
Juan at the museum entrance, back in 2005! I was just about to start my Geology degree at the University of Madrid….yes, time flies!

This is my least favourite out of the three, but still deserves time for a visit.  The museum exhibits some quality minerals from old Spanish localities, but also many specimens of average or low quality, giving a not great overall impresion for a specialist in fine mineral specimens. On the other side, it can be very educative if you travel with children.

Museo de Ciencias Naturales, Madrid
Museo de Ciencias Naturales, Madrid

The mineral exhibits are not very well cared: you can see some cabinets with dust, poor labelling, etc.

DSCN2087
Poor example of fluorite with almost no existing labelling. Note the cleanliness and conditions of the exhibit.

Nonetheless, you can appreciate some excepcional minerals like a really large pyromorphite from El Horcajo, probably the largest I have ever seen. Or even a larger sulphur from Conil, both from true classic Spanish mineral localities!

Gorgeous very large pyromorphite from El Horcajo, Ciudad Real.
Very large pyromorphite from El Horcajo, Ciudad Real.
Very large sulphur from the extinct locality of Conil, Cadiz
Very large sulphur from the extinct locality of Conil, Cadiz

You will find information about minerals and their uses, clearly aimed for a student level visitant. This is probably the most appealing mineral museum for children. But don’t get me wrong, fine mineral lovers will find some great mineral specimens as well.

Hematites, Elba island
Hematites, Elba island, Italy
DSCN2127
Galena pseudomorph of pyromorphite, France.

In my opinion, if you are short of time, this museum is the one you can skip. You can not miss the others because they are just great classic mineralogical museums. Continue reading!

Museo Geominero del Instituto Geológico y Minero de España

It is also known by “Museo del IGME”. “IGME” stands for Instituto Geologico y Minero de España, which could be translated as Geological and Mining Institute of Spain.

IGME museum, Madrid, Spain
Entrance of the museum. The address is 23 Rios Rosas, Madrid

The building itself justifies a visit. It was built between 1921 and 1940. The greatness of every hall takes you back to past times, when the Spanish mining industry was of great importance for the industrial development in Europe.

IGME museum
Interior of the IGME museum
IGME museum fossils
Entrance to the main hall
IGME main hall
Main hall of the museum
Celing main hall IGME museum
Ceiling of the main hall

The museum shows one of the best sistematic mineral collections of the country with some provinces extremely well represented, for example, Madrid. The collection exhibited at the time of my visit did not stand out due to a large number of fine and aesthetic mineral specimens, although there were some, but because of the wide amount of minerals and localities represented.

Let’s say that the collection had very valuable specimens from rare Spanish localities but few of them ranked high in aesthetics if you compared them with worldwide localities. See below some nice specimens.

Freieslebenite
Gorgeous example of Freieslebenite from Hiendelaencina, Guadalajara, Spain.
Octahedral pyrite
Very nice and large octahedral pyrite from Lillo, Leon
Bournonite cogwhell
Interesting bournonite from Chillon, Ciudad Real

Other Spanish localities famous worldwide for their quality could be much better represented.

Fluorite IGME museum
Low quality example of Spanish fluorite from Asturias

A visit to this museum is highly recommended. If you have enough time you will see hundreds of interesting specimens from Spain and overseas. If we add the quiet and classic atmosphere that surrounds the cabinets you will enjoy your visit for sure! Also, if you are lucky enough, you will see interesting temporary exhibitions which, from time to time, the curators of the museum assemble.

Another good point of this museum is its proximity to the next one…keep reading!

Museo Histórico-Minero Don Felipe de Borbón y Grecia

This is a very classic, cosy and tidy museum. Indeed, it is probably my favourite one out of the three of them. It is located in the XIX century building of the School of Mining Engineers of Madrid. Awesome building again!

Don Felipe de Borbón y Grecia museum
Building facade. The address is 21 Rios Rosas Street.

One thing to keep in mind before a visit to this museum is that it is not open everyday. I think it opens always by appointment and also the first Sunday of each month (not sure about August), but it is best to give them a call well in advance.

The mineral and antique book collections inside the building are of great quality and importance for the country. Regarding the mineral collection, it tends to be better if we focus on classic, long ago closed Spanish localities, like Almaden, El Horcajo, Hiendelaencina, etc.

Pyromorphite El Horcajo
Large cabinet pyromorphite specimen from El Horcajo, Ciudad Real.

The mineral collection is also of great importance when we realize the quantity and quality of mineral specimens from less well known Spanish localities. See a few examples below.

Pyromorphite Spain
Nice grass green pyromorphite from the rare locality of Campillo de Salvatierra, Salamanca.
Native copper Spain
Aesthetic native copper from Herreria, Huelva, Spain.

The mineral specimens are well exhibited. They are inside beautiful old wood cabinets  and lighting is good enough to enjoy the specimens. I remember two type of cabinets, some adjacent to the walls of the building and some free standing ones, all exquisitely made.  Hopefully, this will not change in the future as it is great to visit a museum that keeps the essence from past times. Of course, lighting could be better if new cabinets are set up but that would destroy the magic feeling it has now. Definitely you get the impression that the treasures of this museum are well cared!

Mineral cabinet Museo escuela de minas madrid
One of the wall cabinets showing some fluorite specimens from Asturias, Spain.

As I said for the IGME museum, this one doesn’t offer either the visitor a huge number of worldclass specimens.  Don’t forget that this museum was created, long time ago, with the main purpose of teaching. Is not an extremely showy museum to impress random people or to show just the most aesthetic and impressive specimens. It is more orientated to knowledgeable people who can appreciate rare mineral specimens, obscure localities from Spain and so on.

mineral cabinet madrid
Note the emblem of the School of Mines of Madrid

To finish this quick visit to this excellent museum lets show one of my favourite specimens. This is an exceedingly rare large cabinet  sphalerite specimen from the Picos de Europa Mountains, Spain. The label says “Aliva”, which is an area in the central part of Picos de Europa famous for having produced the world best gem sphalerites. This specimen shows very defined crystal faces and poor translucency, which makes me think that it is probably from a rare old mine of Picos de Europa and not from the famous Las Manforas Mine in the Aliva area.

Sphalerite Spain
Exceedingly rare large cabinet  sphalerite specimen from the Picos de Europa mountains, Spain.

To finish of the post, another great specimen. I hope you like it and stay tuned because more will come about mineralogical museums!

freislebenite
Superb freislebenite from San Carlos Mine, Hiendelaencina, Guadalajara, Spain

 

Juan Fernandez Buelga

 

 

 

IMG_2808

色でみる スペイン,アストゥリアス地方の蛍石


 

 先日ウェンデル・ウィルソン氏は、自身のツーソン・ショー(Tucson Show 2014)のレポートの中でこう語っていました。”色こそが鉱物において最たるものだ——  “ と。そして、この彼の主張に賛同する鉱物収集家の方は少なくないでしょう。これは蛍石について語る場合においても同様です!

さて、この記事はスペインのアストゥリアス地方の蛍石に関する連投記事の第1回目です。今回は、蛍石の豊富なカラーバリエーションに迫ります。また今後はその結晶の形や産状について、みじかく簡単な記事で紹介していく予定です! あまり長くても疲れてしまうだけですからね。

さて、おそらく皆さんもご存知でしょうが、スペイン北部アストゥリアス地方の蛍石は、その立方体の形で世界的に有名です。

アストゥリアス地方(赤線で囲んだ部分), スペイン北部, Google Maps
アストゥリアス地方(赤線で囲んだ部分), スペイン北部, Google Maps

スペインにはアストゥリアス地方以外にも蛍石産地は多くありますが、その多くは低品質のものしか産出しないマイナーなものです。なので今回はアストゥリアス地方の蛍石に限定して、その豊富なカラーリングを見ていきましょう。

外国のフローライト収集家の方は、アストゥリアス地方の産地について困惑されることがままあるようです。多くの産地があるため、誤ったラベルの付いた標本も多くみられます。そのため、正しい産地はどこなのか、ということは多くのコレクターにとって大きな関心事となってきます。

アストゥリアスの蛍石産地についてあやふやな認識しかもっていない人は多いでしょう。なので今回の記事を通していっしょに整理して行きましょうね! まず始めに、ここ最近の有名な4つの産地について記します。それぞれ全く異なる特徴を持った蛍石を産出しますが、時折、産地の判別が難しいものに出会います。

1- La Collada

 La Collada鉱山地帯はいくつかの蛍石鉱山で構成されます。La Colladaの蛍石の多くは青から紫にかけての色を持って産出しますが、くすんだグリーンも特に珍しい訳ではありません。ここのものはゾーニングが見られるものが多いです。紫と青のバイカラー、又は明るい青と暗い青のバイカラーになっているものはすごく貴重でなかなかお目にかかれません。

Level 75, Josefa Veneros vein, La Collada. dodecahedron面に紫色のカラーリング. Fernandez Buelga Collection標本. Carlos Casariego撮影.
Level 75, Josefa Veneros vein, La Collada. dodecahedron面に紫色のカラーリング. Fernandez Buelga Collection標本. Carlos Casariego撮影.

La Colladaの緑の蛍石について: 特にいくつかの古くからの地域では、くすんだ緑色のものの産出は珍しくありません。ですがそれが鮮やかな緑色であれば話は違い、並外れて貴重なものになります。最近では緑色の標本が市場に出回ることは滅多にありません。

Fluorite  Juan Fernadez Buelga 撮影
Green fluorite from “Corta la Sirena”, La Collada de Atras, La Collada. Juan Fernandez Buelga撮影

メモ: La Viesca鉱山は露天掘りで採掘されてきた地下鉱山です。La Collada鉱山地帯の内部に位置します。明るい青色の蛍石や、暗い青紫の標本を主に産出します。紫色のものは貴重です。少しのグリーンを含む青色のものも珍しいです。カラーレスのものは小さな結晶のものは多くありますが、大きな結晶のものになると非常に珍しいです。しっかりした発色の(Saturation)水色の標本は貴重です。

The colour violet. Source Wikipedia.
ヴァイオレットの色見本(Wikipediaより).
詳しくはこちら: http://en.wikipedia.org/wiki/Purple
Saturation scale
色の濃淡表(%). 画像元 http://www.digital-intermediate.co.uk
詳しくはこちら: http://www.digital-intermediate.co.uk/colour/colourbasics.htm
カラーレスやすごく薄い青色の蛍石はLa Viesca鉱山でよく産出します. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
カラーレスやすごく薄い青色の蛍石はLa Viesca鉱山でよく産出します. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
淡い水色の結晶内部に濃い水色のファントムが見られます.外側の縁にある暗い青色のファントムにも注目です.
淡い水色の結晶内部に濃い水色のファントムが見られます.外側の縁にある暗い青色のファントムにも注目です. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
La Viesca鉱山の強烈なブルーの標本. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
La Viesca鉱山の強烈なブルーの標本. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
多くのカラーゾーニングが見られる貴重な標本. 明るい紫から始まり,暗紫色,水色と続きます. 赤色や黄色に見える部分はインクルージョンによるものです
多くのカラーゾーニングが見られる貴重な標本. 明るい紫から始まり,暗紫色,水色と続きます. 赤色や黄色に見える部分はインクルージョンによるものです. La Viesca, La Collada. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
非常に濃い露草色(少しの緑を含む青色)の標本.青色のファントムも見られる
非常に濃い露草色(少しの緑を含む青色)の標本.青色のファントムも見られる. La Viesca. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
非常に濃い露草色(少しの緑を含む青色)の標本.青色のファントムも見られる. La Viesca. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
非常に濃い露草色(少しの緑を含む青色)の標本.青色のファントムも見られる. La Viesca. Juan Fernandez Buelga 所蔵, 撮影.

 

2- Berbes mining area
 青色やすみれ色、紫色のものが最も珍しいものになるのでしょうが、澄んだ青色のものも同様に珍しいです。一般的で簡単な法則として言える事は、赤色に近づけば近づくほど貴重になっていくということでしょう。Berbes地域はLa Collada地域に比べるとより多くの赤系統の標本を産出します。

Purple colour. Source Wikipedia.
紫の色見本(Wikipediaより).
詳しくはこちら: http://en.wikipedia.org/wiki/Purple

Berbes地域の蛍石にはゾーニングが見られることがよくありますが、その一方で、同一結晶の中に2種類の異なる色が見られることはほとんどありません。明るい紫の結晶の中に少し暗めの紫のファントムのあるものはよく見られます。これは青色のものでも同様です。ですが、青色の結晶の中にすみれ色や紫色のファントムがあるものは大変貴重です。

強烈なすみれ色(ヴァイオレット). Berbes. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
強烈なすみれ色(ヴァイオレット). Berbes. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
Purple fluorite
濃いすみれ色の貴重な標本. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
Purple fluorite
Berbes地方の紫色の標本. Fernandez Buelga Mineral Collection標本. Carlos Casariego撮影.
Pink fluorite
ピンク色に近い紫色の標本. 同じ系統の色の鮮やかなファントムに注目. Fernandez Buelga Mineral Collection標本. Carlos Casariego撮影.

3- La Moscona Mine
 La Moscona鉱山の地下から採掘されるほとんどの全ての蛍石は黄色をしています。黄色とひとくちに言っても、淡黄色や灰色がかったものから蜂蜜色のものまで幅広く産出しますが、なかでも鮮やかな黄色のものが、黄色の中ではおそらく最も珍しいものでしょう。また稀にですが、紫色を伴う暗青色のものや、強烈な赤色のものも見ることがあります。

Red fluorite
一般的な黄色のものと貴重な赤色のものが共生した標本. La Moscona Mine. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
Rare fluorite
濃い暗紫色と黄色の蛍石が共生した珍しい標本. La Moscona Mine. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.

La Moscona鉱山の標本でゾーンの見られるものだと、蜂蜜色と他の黄色のものがよくみられます。より珍しいものになると赤みを帯びたファントムを持つものだとか、最も珍しいものだと青色の結晶の中に黄色のファントムが見られるものなどがあります。

Honey yellow fluorite

La Moscona鉱山の黄色と蜂蜜色の蛍石クラスター. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.

メモ: Villabona鉱山はMoscona鉱山の近くのもう一つの蛍石鉱山です。標本を見比べてみる限り、どちらの鉱山も同じ蛍石鉱床を供給源としていると考えられます。二つの鉱山入口間の距離は大体5kmほどしか離れていません。そのため、この2つの鉱山の標本を区別するのは至難の業です。言えることとしては、La Moscona鉱山の標本は比較的暖色系の黄色(蜂蜜色や赤みを帯びた黄色など)であるのに対し、Villabona鉱山のものは寒色系の黄色(鮮やかな黄緑を含むような黄色など)であるように思います。

上に記したように、La Moscona鉱山のものとVillabona鉱山のものを判別することはプロにも至難の業なのです! ですので、これはすごく個人的な意見ではありますが、この2鉱山の標本をいつでも完璧に判別するということは不可能なのかと思います! それぞれの産地でよく見られる産状と照らし合わせて、丁寧に産地の見当を付けていったとしても、誰しも遅かれ早かれ間違えてしまうでしょう。

Rare calcite with fluorite
見てもらえば分かるように、Villabona鉱山のから出る蛍石の色はMoscona鉱山の多くの標本と全く変わりません。ですがこの標本のように方解石(calcite)が共生したものは珍しいです. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.

4- Emilio Mine
 この地下鉱山からもっとも多く産出するのはカラーレスの蛍石です!灰色がかったものや美しい水のように澄んだ色をした標本を産出したりします。水色のものも珍しくありません。暗い青色のものは非常に珍しいですが、この鉱山のいくつかの区画においては珍しくありません。この鉱山に一貫して見られる特徴は色が薄いことです。

特徴的な灰色がかった結晶と外縁に水のように澄んだファントムが見えるEmilio鉱山の端正な標本です.ファントムは写真では分かりづらいですね. 結晶全体に見られる炭化水素油(ビチューメンbitumen)のインクルージョンにも注目です. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.
特徴的な灰色がかった結晶と外縁に水のように澄んだファントムが見えるEmilio鉱山の端正な標本です.ファントムは写真では分かりづらいですね. 結晶全体に見られる炭化水素油(ビチューメンbitumen)のインクルージョンにも注目です. Juan Fernandez Buelga所蔵, 撮影.

メモ: Jaimina鉱山はEmilio鉱山のすぐ近くにあるもう一つの地下蛍石鉱山です。確かにこれらの鉱山は繋がっているのですが、二つの鉱山の入り口は2kmも離れています。Jaimina鉱山の標本とEmilio鉱山の標本を区別することは実際的に不可能です。これはさきほど記した、La Moscona鉱山とVillabona鉱山の話と良く似ていますね。もちろん、それぞれの特徴を挙げることは出来るでしょうが、実際に標本をそれで一概に区別するのは難しいでしょう。これはすごく個人的で不確かな意見ですが、jaimina鉱山で採れた蛍石は暖色系の青色をしていて、Emilio鉱山で採れた蛍石は比較的寒色系の青色をしているように感じます。もしかして、これはJaimina鉱山の方がBerbes地域にEmilio鉱山よりも近い位置にあるからでしょうか?

さて、今回の記事、楽しんでいただけましたか?もし何かコメントや意見、提案などがありましたら遠慮なくご連絡くださいね。

近いうちにこの記事に新しい写真を追加する予定です。ちょくちょく覗いてみて下さいね!

www.spanishminerals.com

Juan Fernandez Buelga & Tignita

現在、アストゥリアス地域の多くの蛍石鉱山はいくつかを残してほぼ閉業しています。これらの鉱山での鉱物収集は、鉱山が運営する鉱業会社が禁じているだけでなくスペインの法律でも禁じられています

Rare fluorite

How to differentiate the fluorite specimens from Asturias. First post, COLOR!

As Wendell Wilson wrote recently in his High End Report Tucson Show 2014  “Color is King […]” and I think most mineral collectors will agree with his statement. Even more if we are speaking about fluorite specimens!

This is the first post about how to differentiate the fluorite specimens from Asturias, Spain. Today, I will focus in the wide  colour range of fluorite crystals. In others posts I will speak about crystallization, mineral association, etc.

As you all probably know, fluorites crystals from Asturias, an small region in the north of Spain, rank between the finest cubic fluorites in the world.

Situation of Asturias in Spain
Asturias region (surrounded by red lines), north of Spain. Google Maps.

There are some other fluorite localities in Spain, outside Asturias region, but they are not very well known for gemmy crystals and the quality is usually low. So we will focus only on the colour of the fluorites from the fluorspar deposits of Asturias, Spain.

Fluorite collectors from overseas usually get confused about the fluorite localities in Asturias. So many localities, so many mislabelled specimens. So this is a problem for a collector concerned with the origin of his fine fluorite specimens.

There are many obscure fluorite localities in Asturias but we will keep it simple for this post. To start with, I am going to let you know the four most famous localities nowadays. Each one produces quite different specimens, but sometimes is very difficult to assure the exact locality of a specimen.

1- La Collada . La Collada mining area comprises several fluorspar mines. Usually fluorites from La Collada range between blue and  violet, but dull green hues are not specially rare. Zoned crystals are common. It is not very difficult to find blue and violet or light blue and dark blue in the same crystal.

fluorite dodecahedron faces la collada
Level 75, Josefa Veneros vein, La Collada. Note the purple-violet coloured dodecahedron faces. Fernandez Buelga Mineral Collection specimen. Carlos Casariego photo.

General note for the green fluorites from La Collada: Dull green crystals are not rare, specially in some old areas; but vivid, bright greens, are exceptionally rare. Nowadays, green coloured crystals are rarely seen in the mineral specimen market.

Green fluorite from Corta la Sirena, La Collada
Green fluorite from “Corta la Sirena”, La Collada de Atras, La Collada. Fernandez Buelga Mineral Collection specimen. Juan Fernandez Buelga photo.

Note: La Viesca Mine has been worked as an open pit and underground mine. It is inside of La Collada mining area. It usually produces from very light to very dark blue – violet coloured crystals. Purple colour is uncommon. Blues with a hint of green are scarce. Small colourless crystals are common, but large ones are quite uncommon. Highly saturated light blue crystals are rare.

The colour violet. Source Wikipedia.
The colour violet. Source Wikipedia. See http://en.wikipedia.org/wiki/Purple
Saturation scale
Saturation scale. Source: http://www.digital-intermediate.co.uk – See: http://www.digital-intermediate.co.uk/colour/colourbasics.htm
Incolore fluorite
Incolore or very pale blue coloured fluorites are common in La Viesca. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Fluorite with highly saturated blue phantoms
Fine saturated light blue phantoms inside a light blue crystal. Uncommon. Note the outer dark blue phantom. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Blue fluorite
Intense blue coloured fluorite crystal from La Viesca. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Fluorite colored by odd inclusions
There are numerous color zones within the crystals of this rare fluorite: starting with light violet, dark violet, and then light blue. Red and yellow areas due to inclusions. La Viesca, La Collada. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Fine fluorite on quartz, Asturias
Highly saturated medium blue with a hint of green. Note the blue phantom. La Viesca. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Top quality fluorite
Saturated light to medium blue with a hint of green. Note the blue phamton with different intensity zones. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.

 

2- Berbes mining area. Blue, violet and purple fluorite crystals, being the last probably the rarest, although pure blue is not common either. As a general and easy rule I could say that the closer to the red spectrum the rarer it is.  Berbes area tends to the red spectrum (purple) much more than La Collada.

Purple colour. Source Wikipedia.
Purple colour. Source Wikipedia. See http://en.wikipedia.org/wiki/Purple

Zoned fluorite crystals in Berbes are common, but to find two different colours in the same crystal is unusual. Let me explain: You can find light purple crystals with a medium or dark purple phantom. The same stands for violet or blue. But to find a blue crystal with a purple or violet phantom is uncommon.

Intense violet colour. Berbes.
Intense violet colour. Berbes. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Purple fluorite
Highly saturated violet colour. Rare. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Purple fluorite
Purple fluorite from Berbes. Fernandez Buelga Mineral Collection. Carlos Casariego photo.
Pink fluorite
Purple fluorite, close to pink colour. Note the finer phantoms of the same colour. Fernandez Buelga Mineral Collection. Carlos Casariego photo.

3- La Moscona Mine. Almost all fluorites from this underground mine are yellow. Ranging from pale and greyish yellow to honey coloured or extremely vivid yellow, being probably this last one the rarest among the yellows. Rarely, you can also find dark blue (with more or less violet – purple component)) and strong red.

Red fluorite
Average yellow and rare red areas. La Moscona Mine. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.
Rare fluorite
Rare combination of highly saturated dark violet and yellow. La Moscona Mine. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.

Usually zoned fluorite crystals in La Moscona Mine show different shades of yellow – honey colour. Much more rare are specimens showing reddish phantoms, being the rarest the blue – yellow phantoms.

Honey yellow fluorite
Yellow and honey coloured fluorite cluster from La Moscona Mine. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.

Note: Villabona Mine is a different fluorspar mine  near Moscona Mine. Based on the specimens I would say that both mines operate the same fluorspar deposit. There are only around five kilometres between the entrance of the two mines. Specimens from these two localities are very difficult to distinguish. We could say that fluorite crystals from La Moscona Mine usually tend to warmer yellows (honey, reddish), whereas Villabona tend to cooler yellows (very light hints of green).

As I mentioned before, to differentiate fluorite specimens from La Moscona and Villabona is a very difficult task, even for experts! As a very personal note, I would say that is imposible to differenciate specimens from one and other locality as a whole! You can spot specimens from one and the other, based on famous pockets for example, but everyone will fail sooner or later.

Rare calcite with fluorite
As you can see the colour of this fluorite from Villabona Mine is the same as many other specimens in Moscona Mine. However the calcites of this sample are rare. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.

4- Emilio Mine. The most common colour in this underground mine is the lack of colour! Usually greyish and sometimes gorgeous water clear fluorite crystals. Light blue is not uncommon, being dark blue quite uncommon, but not rare in some areas of the mine. As a general rule for this mine: colours are light.

Fluorite with inclusions
Gorgeous Emilio Mine specimen showing the characteristic grey colour and a outer water clear phantom, very difficult to appreciate in the photo. Note the bitumen inclusions all over the specimen, between the grey and water clear crystallization phases. Juan Fernandez Buelga photo and specimen.

Note: Jaimina Mine is a fluorspar underground mine very near Emilio Mine. Indeed one connects or almost connects  with the other, although mine entrances are two kilometres away from each other. To distinguish between fluorite specimens from Jaimina and Emilio is practically impossible. The same “La Moscona – Villabona issue” here. Of course, you can distinguish pockets but not the specimens from either locality as a whole. As a very general and unprecise opinion, fluorite pockets in Jaimina tend to warmer blues, whereas Emilio tend to cooler blues. Could this be due to Jaimina being closer to Berbes than Emilio?

I hope you enjoyed this post. If you have any comments, ideas or suggestions please feel free to send me an email.

New photos will be added to this post in a near future. Stay tuned and sign up with us in our home page. www.spanishminerals.com

Juan Fernandez Buelga

Many of the fluorspar mines of Asturias are closed, being others active. Mineral collecting in them is forbidden by the mining companies which operate the mines and the Spanish law.

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New find from the Panasqueira Mine, green to bluish quartz

An small new find with with dark green bluish quartz crystals was found in the famous Panasqueira Mines during late 2013.

Green quartz Panasqueira
Large green bluish quartz crystal with calcite  found at the Panasqueira Mine. Size: 9.5 x 8 x 7.5 cm. Fernandez Buelga Mineral Collection specimen. Juan Fernandez Buelga photo.

Panasqueira is well known for its superb colorless and trasparent quartz crystals (See article about the Panasqueira Mines in the Mineralogical Record Vol.45, 1 by Jordi Fabre and Carles Curto).

Well crystallized inclusions are not rare (see photo below) but coloured crystals are a novelty from this mine. At the moment it is not known which mineral causes this nice green bluish colour.

Arsenopyrite inclusions in a quartz from the Panasqueira Mine
Well formed arsenopyrite crystals included by colorless quartz. Panasqueira Mine, Portugal. Juan Fernandez Buelga photo.
Green quartz Panasqueira
Detail of a green bluish quartz crystal with other less included sidecar crystals. FOV 2 cm. Juan Fernandez Buelga photo.

The collected specimens are associated with two different generations of what it seems to be calcite. Some of them present colorless apatite crystals and very minor sulfides.

Green blue quartz crystal Panasaqueira
This one shows an special intense blue- green color plus minor calcite crystals. 4.3 x 4 x 2.5 cm. Spanish Minerals specimen. Juan Fernandez Buelga photo.

 

Juan Fernandez Buelga

 

 

 

 

Fluorite with inclusions

New Spanish Minerals Update featuring 18 mineral specimens from different spanish localities

New Spanish Minerals update with 18 nice mineral specimens from different spanish localities. Mainly specimens from the northern areas of Spain but you will find a few mineral specimens from the south and central Spain. Enjoy!

Several localities of Asturias, Spain:

A few fluorites with barite or calcite from the famous Emilio Mine.

La Moscona Mine specimens. Including a rare dark blue one with blue and yellow phantoms in some of its crystals, etc.

La Viesca, La Collada dark blue and ligh blue specimens.

Fluorite specimens from Corta la Sirena, La Collada de Atras. Including one cabinet size specimen featuring the uncommon green coloured crystals.

A limonite ps. of goethite from Trinidad Mine, Malaga.

 

And some other interesting mineral specimens!

 

Click here to see the complete update:

http://www.spanishminerals.com/20140723_mix_update.htm

Dolomite crystals, Eugui, Navarra, Spain
Small cabinet size Dolomite from  Eugui, Navarra, Spain. Price USD 350
Fluorite from La Viesca, La Collada, Asturias, Spain
Small cabinet size Fluorite from La Viesca, La Collada, Asturias, Spain. USD 350

 


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